2020.09.30
こんにちは、施工管理センターのN子です。
朝晩がかなり涼しくなりました。
秋晴れの空、咲き乱れるコスモスやキンモクセイ、紅葉し始めた樹木。
季節の移り変わりは早いですねぇ。
先日こんなニュースがありました。
「串間市の都井岬で、国の天然記念物の岬馬に季節外れとなる子馬(秋駒)が生まれた。9月の誕生は18年ぶり」
いつもなら気にも留めないのですが、今回は! このニュースに乗っかりたいと思います!!
というのも、偶然にも先月、十数年ぶりに行ったばかりだったからです“都井岬”に。
秋駒ちゃんの後押しを受けて、ここでちょっと都井岬についてお話を。
皆さんは4/1にオープンした、都井岬観光交流館「PAKALAPAKA(パカラパカ)」をご存知でしょうか。
旧都井岬観光ホテル跡地に建設された施設で、これまで同岬になかった屋内型の休憩スペースで軽食を提供するほか、大人数が利用できるトイレを完備し、団体客にも対応。新たな観光拠点として集客が期待されているそうです。
が、コロナ禍の真っ只中にオープンしたこの施設。オープンしてすぐ新型コロナウイルスの影響で休館、再開してまたコロナで休館、再開したと思ったら台風で休館・・・。
紆余曲折してやっと出来た串間市の期待の星が、なんとも不運な・・・。ぜひとも頑張っていただきたい。
高台にあるので、太平洋を一望できます。風がとても気持ちよく、テラス席は最高です。
仕事柄つい外構部分をチェックしてしまいます。(^^;
とてもシンプルな外構となっていますが、やはりこれは野生動物との共存を図っての事だろうと勝手に推測。
敷地の簡易的な囲いも人間を誘導する為のもので、馬さんが自由に行き来できるよう障害物は極力置かない作りになっているように見えます。
広い樹脂デッキに、芝の緑が映えますね。
ここで簡単に都井岬のご紹介。
都井岬(といのみさき・といみさき)とは、宮崎県最南端の岬。3000本のソテツ(特別天然記念物)が自生する。
野生の御崎馬が棲息することで知られ、「岬馬およびその繁殖地」として国の天然記念物に指定されている。
この野生馬は江戸時代に高鍋藩が軍用馬飼育の為、放牧を始めたものが、のちに半野生化したものである。
都井岬灯台(日本の灯台50選)、御崎神社などがあり、遊歩道も整備されている。
また、宿泊施設(だいぶ古い民宿)も3軒有り。
駒止めの門にて、御崎馬保護の協力金として車1台400円、バイク1台100円。
※現在、国道448号の一部(市木~都井間)が通行止め。詳細は宮崎県道路規制情報サイトを参照のこと。
ゲートをくぐれば、そこはもう野生動物が主役の場所です。
馬さんやお猿さんに不意打ちで遭遇するので、場内はゆっくり走行するようにしてくださいね。
彼らはかなり人間に慣れてはいるようですが野生動物なので、急に暴れたり攻撃されたりします。近寄り過ぎたり、触ったり、エサをやったりはダメですよ。
廃墟ホテルも多く雰囲気の悪い場所もありますが、丘から臨む太平洋、白亜の灯台、岩壁に立つ神社、草原を駆け悠々と草を食む馬さん達など、どこを見ても絵になる光景ばかりで、心癒されます。
そこそこ観光客がいてびっくりしますが、広大な敷地ゆえ、密になることはありません。
少し遠いですが、18年ぶりの秋駒ちゃんに会いに行ってみてはいかがでしょうか。