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準絶滅危惧種 サギソウ

こんにちは! 施工管理センターのN子です。

朝晩の肌寒さに季節の変わり目を感じる今日この頃ですが、皆さん体調はいかがですか?

アッと言う間にもう10月、バタバタしてる間にすぐ年末!!体調管理には十分に気をつけ乗り切りましょうね。

 

今回は“高鍋湿原”をご紹介。

湿原で有名なのは、福島県・栃木県・群馬県・新潟県にまたがる「尾瀬国立公園」ですが、

宮崎県にもあるんですね・・・知らなかったので行ってみました。湿原の世界。

高鍋湿原は昭和37~42年の県営高鍋防災ダム工事で表土を削られた所に周辺の林や沢から水が流れ込んで湿原となったもので、東部と西部に分かれていて両湿原はトンボ橋で結ばれています。自生している植物は約300種。昆虫では日本産では最も小さいハッチョウトンボのほか数多くのトンボ類が生息しています。

ヒメガマ・・・湿地に生える多年草。花期は6月頃。12月頃に雌花が綿毛のように風で飛ばされ増える。

ヒメノボタン・・・暖地に生える多年草。西日本でも高鍋湿原は株数が一番多く育っているとされる。花期は8~9月。

サギソウ・・・陽の当たる湿原原野に育つラン科の多年草。鷺(サギ)の飛び立つ姿に似ていることからこの名がついた。花期は8~9月。

可憐で本当に美しい花です。この花を見ると、昔一緒に仕事させていただいた鎌田左官さん夫妻を思い出します。サギソウをたくさん育てられていて一鉢頂いたこともありました。いつも元気で笑顔の絶えないおふたり、またお会いしたいです。

オキナエシ・・・秋の七草のひとつ。花期は8~10月。

高鍋湿原といえばハッチョウトンボ。見られるのは5~8月で“幻のトンボ”の異名を持つ。日本の生息する最少トンボ(体長約10~14ミリ)。

写真(トンボは引用)は9月に撮ったものなので、今はまた別の花が見頃となっていると思います。10月でもまだ多くの種類のトンボを見ることが出来ますし、湿地ならではの植物もたくさん自生しています。近くに行かれた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、入場無料。開園時間は8:30~17:00。公開は3月下旬から、今年は10月31日まで。

 

こうして自然の中にわざわざ足を運ぶのもいいですが、家庭の庭でもこのような生態系を作ることは出来ます。“ビオトープ”です。

水辺を作ることで生物が生きる場所を提供します。昆虫や鳥、魚や植物などが生息する自然と共生する場を作るのです。

池を作るもよし、小さな水鉢から始めるもよし。身近に水辺の空間があることで、新たな楽しみや癒しを感じることが出来ると思います。

たまには、ヒトではないものと触れ合うのもいいものですよ。

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