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可愛いけど、実は厄介

2024.03.30

こんにちは! 施工管理センターのN子です。

都城も桜が咲き始めましたよ。ここ本社にある桜も日に日に開花が進み、今、六分咲きくらいになっています。

桜を愛でにお出かけしたくなりますね。

 

この前偶然通りかかった河原の土手で、土筆の群生を見ました。これもまた春の風物詩ではないでしょうか。

さて突然ですがここで問題です!「土筆」なーんて読むでしょうか?

ヒントは漢字のまんまですが、土に刺した筆のような姿で、春になったらニョキニョキっと出てくるもの~

 

そう!「つくし」ですね(^^♪

春の山菜として親しまれ、旬は2~4月。食材としては頭(胞子嚢)が固く閉じている若い10cm程度のものを採取します。味は、クセがなく美味しいと言われますが、頭部分には苦みがある・・・と聞くのでお子様舌の私には手が出ない食材です(^^;

 

可愛らしく春の陽気を感じさせてくれるつくしですが、家の庭に生えていたらかなりヤバい状態と言えます。

というのも、「つくし」の先には「スギナ」がいます! 実は地下茎で繋がっているんです。

スギナはとても厄介な多年生雑草です。一度庭などに侵入してくると完全に駆除するのが難しく、とてもしつこいことから「地獄草」とも言われます。

つくしが成長してスギナになると思われがちですが、つくしは早春に芽を出し、胞子をばら撒いた後は夏頃に枯れてなくなります。

スギナの逞しさは、大量に張り巡らされた地下茎と再生能力にあり、たとえバラバラに切断されても、それぞれの切断面からあっという間に萌芽してしまう力を持っています。地下茎は、地下30cm~1mほどの深さまで達することがあり、この深さに張り巡らされた根を人力で抜き取ることは到底困難です。

スギナとの戦いは地上部だけでなく地下茎までをいかに抑え込むかということにかかっているので、除草剤や防草シートなどでしっかりとした対策が必要になります。

つくしは可愛くて美味しい?ですが、もし見かけたら早めの対策を行いましょうね。

 

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