カテゴリ:エクステリア, お庭, ザ・ガーデン宮崎, ビフォー・アフター, 目隠し
2022.03.06
こんにちは。一の宮店の原田です。
朝明けるのが早くなってきて 日が沈むのが遅くなり
季節の移り変わりを感じる この頃です。
展示場でも花々の芽吹きがあり これからが楽しみです。
さて、今回は鹿児島や宮崎で大きな被害をもたらしている
キオビエダシャク被害に遭い 垣根を全て伐根・伐採し 目隠しフェンスを設置された
お客様の工事をご紹介させて頂きます。
キオビエダシャク
成虫…全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある美しい蛾です。
体長2㎝程度、開張5㎝程度で昼間飛び回ります。
蛹 …幼虫が地中に浅く潜り蛹になります。体長25㎜内外。同筒形で暗褐色。尾端は尖ってます。
幼虫…頭・尻及び側面がオレンジ色で、他の部分は灰色と黒色のまだら模様をしています。
幼虫は振動等に敏感なため、糸を引いて垂れ下がってきます。
鹿児島・宮崎ではイヌマキ(マキ科マキ属の常緑性針葉高木)を生垣にしている庭が多く
幼虫にイヌマキの葉を食い荒らされ 樹木が枯死事例もあります。
ご相談に来て下さる お客様も多々いらっしゃいます。
今回は全ての垣根を伐根し、既存のコンクリートブロックに若干でも かぶる様にとのご希望でした。
風当たりが強く 台風時には道路標識も揺れる程だとの事で 1mピッチで柱を設置しました。
お客様宅は道路よりも高くしてあり、ちょうど既存のブロック天端が目の高さになる為 かぶることで防犯も兼ねました。
2段支柱を使い必要な部分のみフェンスを設置し
これから剪定や、害虫駆除の手間がなくなりました。
ご自宅を建てられた際に ご家族で植えた60数本の垣根は30年後 伐採しアルミのフェンスに変わりましたが
伐採前日には最後の写真を皆さんで撮影されたそうです。
この度は弊社に御依頼頂き 誠に有難う御座いました。