カテゴリ:外構
2021.10.05
皆様こんにちは。
設計センター 辻です。
あっという間に10月ですね。
今年もいよいよ後半に差しかかり、時の速さを感じてしまいますね。
さて、昨年末より過去3回程設計センターよりブログにて紹介している本社花壇の芝ですが、前回の記事でお伝えした通り、一部芝の品種変更のための剥ぎ取り作業を行いました。
この1年で芝貼から、様々な成長過程を見てきましたが、実際に体験してみると、植物っておもしろいなぁと感じます。
肥料散布をまだらにしたら、芝の色味(薄緑と深緑)が波打ってしまった画像がこちらです。
肥料散布を途中で止めた画像がこちら。
【写真右側】は芝用肥料を散布し、芝が濃くなっています。
【写真左側】は肥料が少ないため、芝の根が少なく、雑草が勝ってしまっています。
肥料ってかなり効果があるけど、使いどころと使用量って大事なんだなぁとしみじみ実感しました。
このほかにも、品種によって縦に伸びる・横に伸びるの特性で、芝刈り頻度が全然違うと感じたり、様々な勉強になりました。
そして今度は貼り替え作業です!
薬剤を散布し、枯らした芝をはぎ取っていきます。
縁石際やカーブミラー下など、重機では掘れない場所は手作業ですが、なかなかの重労働でした。
文明の利器とはやはり素晴らしいものだと身をもって体験しました。
芝をはぎ取った後は、新しく植える芝のために土を補充します。
こちらも重機で大まかに均した後、人力で調整していましたが、やはり重労働でした。
最終的には転圧も重機にお願いし、新しい芝を迎え入れる準備が完了です。
作業中、道路に土がこぼれて汚してしまうため、作業後は散水車による路面の清掃もしっかり行いました。
前回は、下地作りが不十分で芝張後に不陸が目立ってしまいボコボコしていましたので、今回は反省を生かして、芝を植える前にしっかりを下地作成を行って植えたいと思います!
何事も経験とチャレンジですね。
こうして実体験をすることで設計業務に知識を生かしていければと思います。