カテゴリ:外構
2019.05.24
こんにちは、設計センターの岩井田です。
まだ5月なのに、今日の最高気温は30度超えるそうです。。。。夏本番はどうなるんでしょうか?。。。
息子がサッカーをしていますが、東京都では少年サッカーの公式戦を7~8月は全て中止するそうです。
身の安全を考えると当然のことだと思いますが、運営する方は日程調整が大変でしょうね~。
先日、その息子のサッカーの試合があり送迎&観戦していたのですが、非常に美しい芝生のグランドが!
んー美しい!!不自然なくらいに美しい!!ん!?綺麗すぎる。。
よーく、見ると
ゴムチップが!人工芝かいっ!!
中学生がこんな綺麗に整備されたグランドでサッカー出来る事がうらやましい限りですが、息子の所属してるチームの練習場も人工芝
が敷かれています。やはり、初期投資はかかりますが、維持管理費を考えると賢明な判断なんでしょうね。個人的にはサッカーするな
ら、天然芝の方が断然好きです。ボールのはね方や、膝への負担も違いますしね!!
因みに、競技用となると断面的にはこんな感じです。
このレベルをお庭で施工となると、かなりコストが高くなってしまいますね~。
一般的な家庭で有れば綺麗に表面をなだめて、その上に防草シートやパサと呼ばれるもので下地を作成して人工芝を張り付けていきます。
そこで大切なのは、「下地」です。下地が凸凹していると芝の表面も凸凹してしまいますので、注意が必要です。
また、案外、知られていない事に人工芝の「裏地」も地味ですが、非常に大切になります。why?
それは、人工芝の裏地は、土からの湿気と表面の太陽光による高温にさらされ、サラリーマンを取り巻く環境より過酷なのです!!
と冗談はさておき、湿気に常にさらされた状態でいる為「加水分解」も起こりやすいので耐久性が求められます。
当社がメインで取り扱っている人工芝の裏地は、「ウレタン」で出来ており湿気には大変強い素材です。このウレタンを用いた技術は特許
が絡んでいる為、製造メーカーも限られています。また、この製品は唯一「抗菌性」も有りますので、ペットや小さいお子さんが寝転がったり
する場合でも、安心して使用できますよ!!また、商材によっては、ウレタン下地採用+葉っぱのうねりを形状記憶させて、リアルに表現している
商品もあります。現代技術の進歩は凄いですよね~!
設計的には、ひろ~いお庭ではアンジュレーションを作ったりするので天然芝がいいな~と思いますが、床面のマテリアル類との兼ね合いで
お手入れが難しい場所などは、人工芝を使いたくなりますかね~。
こんな感じで!
周年、緑が見えるのもいいですよね。天然芝では周年、緑を保つためには日本芝と洋芝を季節で混合しながら使ったりと大変なんです。
展示場にサンプルも置いてあります。また、一部展示場では実際に敷いてありますので、ご興味がある方は、是非お立ち寄り下さい!