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「桜の木の下には・・・」

2019.03.29

こんにちは! 施工管理センター N子です。

各地より桜の開花宣言が聞こえてくるなか、宮崎は3/24、鹿児島は3/25に開花宣言が出ましたね🌸

早い所では5分咲きくらいまで開いているのではないでしょうか。

私は桜吹雪の頃が一番好き🎶

とは言え、なかなかそのタイミングで見ることが出来ないのが現状で・・・。今年は見ますよ、頑張ります!!

 

そう、そして、この時期必ず頭に浮かぶのが、冒頭の言葉。

ずいぶん昔の話ですが私がまだ新人の頃、面倒を見てくれていたBさんに、

それはそれは神妙な顔で言われたのです。

 

「桜は家の庭には植えてはいけない。なぜなら・・・

桜の下には死体が埋まっているから。

桜の花びらはもともと白い。なのに、ピンク色なのはなぜか?

それはその死体の血を吸っているからなんだよ・・・」

うっっっ!!(息が止まりました)😵

あまりに衝撃すぎたのか、いまだに「桜」と聞くだけでその時の光景が、

Bさんのニヤリ😁と笑う顔が、瞬時に蘇ってきます。笑

 

調べてみると、この「桜の木の下には死体が埋まっている」の元ネタは、

明治時代の小説家 梶井基次郎の短編小説からきたものらしい。(本当の話じゃなかった!安心しましたぁ😭)

それ以前に、江戸時代頃までは桜は不吉なもの縁起の悪いものとされていたとか。この話は長くなるのでまたの機会に。

 

Bさんの話には続きがあります。

 

「死体はさておき、なぜ家の庭に植えてはいけないのか?」

それは、

①桜が育つのに多くの養分を吸い取る木であること。

 他の木の栄養まで吸い取ってしまい、枯れさせてしまう。

②デリケートな木のなので、剪定が難しい。

 切り方を誤るとすぐに腐ったり枯れたりしてしまう。

また切り口から菌が入りやすく病気にかかりやすい。

③毛虫などの害虫がつきやすい。

 毛虫の大量発生ピークは、葉桜となる4~5月と8~9月頃の年2回。

 早め早めの薬剤散布が必要。🐛🐛

④大きく枝を張って成長するので、家の日当たりが悪くなる。

⑤桜は「根が走る」。

 枝が5m張れば根も5m地面内部で走っている。

 伸びた根が家の基礎を持ち上げたり、排水管を破損する危険性がある。

⑥散った花びらや落ち葉の掃除が大変。🍃🍃🍃

⑦特に③~⑥はお隣さんにも影響をあたえトラブルになることも。

 

ふむふむ、なるほどですね~。

 

つまりは、怖い謂れは後付けであって、実用的なところで、植えてもいいけど後々いろいろ大変だよ~

ってことなんでしょうね。

桜がある家をあまり見かけないのは、理由があるんですね。あんなに素敵なのに、残念・・・。

 

先輩の知識に脱帽! Bさんリスペクト!!

この話を聞いて当時の私は俄然、樹木の世界に興味を持つことが出来ました。N子の知らない世界、発見!😆

 

桜以外にもあるんですよ、家に植えてはいけない木。またその逆で、縁起の良い木というのもあります。

ただ、今は昔ほど木の謂れを気にされる方は少なくなったような気がします。

昔から脈々と続いてきた先人の知恵や言い伝えなどが消えていくのは、なんだか寂しいですね。

 

何はともあれ、管理やら費用やらなにかと掛かるけど、それでもやっぱり桜植えたい!!と思われた方。

よく見かける「ソメイヨシノ」は大木になるので、広い庭(1本で6坪ほど必要=畳約12枚分)がないと

植えることは難しいですが、今は品種改良も進み様々な品種が300種以上あるそうです。

まずは、小型で地域の環境に合った品種から挑戦してみてはいかがでしょうか。

最寄りの店舗にお気軽にご相談ください。お待ちいたしております。

さぁ、皆さん! 花見、楽しみましょう!!😆

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